肩の脱臼
私は肩の脱臼を中学生の卓球の試合中に経験しています。
かなりの激痛とともに肩が曲がらない方向に曲がってしまっている恐怖感。それは経験していない人にはとてもわからない恐怖感です。
その時は試合中ということもあり、なんとか肩がハマったのでそのまま試合をしたのですが。その試合は負けてしましました。
その後、整骨院や整形外科に治療にいったのですが効き目はなく。
整形外科の先生は手術しないと完全には治らない、脱臼は癖になるからと言われました。
もちろんいろんなリハビリをうけてもやはり治りません。
それから何年かたって太極拳やヨガをするようになってから治ることになります。
なぜ治ったのかというと。
鍛えて治すことから緩めて治すに変える
整形外科などのリハビリは筋トレを中心としたチューブやダンベル体操をメインとした関節の周りの筋肉を鍛えて外れにくくするというものでした。
ですが筋肉は鍛えても速度や偶発的な接触には耐えられず。また脱臼してしまいます。
ひどいときには朝に目をさますと関節が外れており痛みで目を覚ますと言うものです。
このように鍛えて治すことから。
太極拳やヨガのように
緩めて治す発想に変えたのです。
どういうことかというと、私を含め西洋的なスポーツでは筋力を使って体を動かす体の使い方をしますが、太極拳などの東洋の運動では筋力を緩めて力抜き脱力した状態で動作をします。
だから筋肉が固まらずにそれで脱臼をすることがないのです。
力を使うから故障する。力を使わなければ治っていく。
この真逆の発想に私は感動しました。
またヨガやストレッチをやり始めて凝り固まった筋肉を正常な状態に戻す。これがとても肩には良かったです。
ですので筋肉を鍛えれば治るではなく、ゆっくりと筋肉を使わずに体を動かす訓練をしてストレッチをして正しい筋肉に戻していくこれを行い私は脱臼グセを治しました。
ただすべての人に良くなるとは限らないので、ご自分の判断と責任で取り入れて行ってください。